フィールド・オブ・ドリームズ

農業大学校で教鞭を執るようになって2年目。ちょっくら余裕がでてきました。
学生が授業中の時間帯、管理しているスイートコーンほ場の畝間を草取りしてます。爽やかな風がトウモロコシの間を吹き抜け、さらさらと葉の擦れる音が心地よく響く。なんと幸せで贅沢な時間。夢のよう。
草取りの手は休めませんが、うっとりと楽しんでます。
まさにフィールド・オブ・ドリームズ!!


津山にゃ武家茶がよく似合う(^▽^)

6月26日(火)の夕方5時すぎから、津山市椿高下の呉服屋さん「ちんがらや」さんの2階にて、遠州流茶道のお稽古(お試し版)を行います。

津山は森家、松平家が治めた城下町。かつては武家茶道の流派があったものの、今は絶えていると聞きました。残念です! 津山は武家茶道が似合う町だと思うのですが。ってわけで、ずっと昔の「津山さくら祭り」のコピーをもじってみました(笑)

遠州流茶道は小堀遠州を流祖とし、武家茶道の流儀を今に伝えています。
平茂寬は現在、高梁市頼久寺に遠州流茶道のお稽古に通っていますが、津山の方々にも遠州流茶道の楽しさを知って頂きたいと思い、教授頂いている宮原先生に相談して今回の運びとなりました。

今後、津山市内で遠州流茶道のお稽古が定期的に行われるようになれば嬉しいです。

(問い合わせはhirashigekan@gmail.comまで)

 

右側がご教授をいただく宮原先生(右が平茂寬)です。


FMつやまにて6/30講演会のPRをします。

6月30日午後2時~3時30分に津山市立図書視聴覚室にて行う講演「奇人剣豪 平山行蔵」と対談「出版プロデューサーが語る小説づくりのウラ話」のPRをFMつやまの番組ですることになりました。
6/18日(月)の夕方枠で生放送されます。
お相手をして下さるのはFMつやまのパーソナリティ福吉美鈴さん。爽やかな気配りと美声が素晴らしい女性です。なによりお美しい\(^o^)/
うまいこと話せるか不安ですが、福吉さんのリードで初めての経験を愉しんでこようと思います。
インターネットでも聴けるようなので、もしよかったら。
 

講演会のお知らせ

6月30日の午後2時~3時30分。津山市立図書館開館40周年記念事業の一環で、図書館視聴覚室にて「奇人剣豪 平山行蔵」と題した講演をさせていただきます。
講演に引き続いて「出版プロデューサーが語る小説づくりのウラ話」をテーマに、東京からお招きした出版プロデューサーの細井謙一氏との対談をします。

講演「奇人剣豪 平山行蔵」では、本年4月に光文社から刊行した『隠密刺客遊撃組』のあらすじや登場人物の紹介、さらにはメイキングストーリーについて語りたいと思います。

対談「出版プロデューサーが語る小説づくりのウラ話」の細井氏は、編集者あるいは企画者として数多くの小説を世に送り出してこられました。私にとってかけがえのない師でありパートナーでもあります。
小説づくりの裏の裏まで知り尽くしている人ならではの興味深いお話が聞けること間違いなし! ちなみに細井氏は、作家平茂寬にとってかけがえのない師でありパートナーでもあります。

じゅうぶんお楽しみいただける内容になると思いますので、奮ってご参加下さい。
なお講演+対談後は、平茂寬のサイン会もいたします(いつやっても恥ずかしい:笑)


『ぎをん・二三四号』を頂きました。

『ぎをん』誌は、祇園甲部組合が発行している季刊誌で、編集者の言葉を借りれば「懐かしい祇園を想い、新しい祇園を求めて、書き綴」られています。ページを開くと、目次の次に祇園お茶屋案内(家号と電話番号リスト)あり、本文では祇園に関わりを持つ各界の人々がエッセイ等を寄せています。まさに「祇園の祇園による祇園のため」の内容!

下の写真は、親しくお付き合いをさせて頂いているフリーライターの扇子忠さんからこのたび送って頂いた『ぎをん234 陽春号』です。

扇子さんの寄稿文「女の色気、男の色気」が中にあり、京に生まれて祇園に親しまれてきた扇子さんならではの、きっぱりとした男女観が語られています。扇子さんは遊びの世界だけで(なく、現役時代はIT業界で「伝説の営業マン」として知られ、今は宮廷研究家として、さらに小説家としても活躍をされています。

私には、男の色気はともかく、女の色気を語るだけの経験はまだありません(好きなタイプの女性はいます! 笑)。もっと勉強しなくっちゃ!


『隠密刺客遊撃組』1年ぶりの新刊が出ます

前作から1年ぶりとなる新刊『隠密刺客遊撃組(おんみつしかくゆうげきぐみ)』が
4月12日に光文社から発刊となります。

本作は当代屈指の武術研究家である長野峻也先生の原案をもとに執筆した作品です。

主人公は奇人剣豪として知られた平山行蔵子龍。そのほか松平定信、下斗米秀之進(のちの相馬大作)、男谷精一郎といった実在の人物が登場します。

武張りに武張った(怪しい日本語ですね。笑)熱い剣戟をお楽しみ下さい。
巻末に掲載された長野峻也先生の解説「江戸の大奇人と呼ばれた平山行蔵」も必見です。


「つながる」って?!

 私は今年度から農業大学校の教員になった。学生を教えるのは生まれて初めてである。
 授業や実習で、学生に知識を教えたり演習させたりしてきたのだが、今まで手応えを感じることができずにいた。10ヶ月近くを経過して、この体たらくは情けないの一語に尽きる。
 
 詳しい話は割愛するが、今日、ある調査を学生にやらせていたとき、関連して出た質問に答える代わりに、教室にあった本を参考書として紹介した。すると、それまでしょぼっとしていた学生の目が、これまでにない輝きを帯びたのだ。なんと笑みまで浮かべているではないか。正直驚いた。
 
「つながった」私は教育者1年生ながら確信した。その学生の頭の中で何かが「つながった」のだ。実際は、調査で拾い上げた複数の固有名詞が、その書物の中にあったというだけなのだが。
 
 成人前後の学生への教育とは、いわゆる初等教育とは異なり、知識の伝達もさることながら「つながり」を橋渡しすることではないかとそのとき思った。つながる瞬間の喜びを味わうほどに、もっともっと学習に貪欲になり、積極的な行動が採れるようになるのでは。
 
 他人から見れば拙く、笑止千万に思えるかもしれないが、教育者らしきことを今日ようやくなし得た――そんな思いに至り、とても嬉しかった。

津山市佐良山で講演会

昨日(1月20日)。津山市佐良山で、江戸時代を中心とした天文学や暦の話をさせていただいた。安倍晴明、渋川春海、徳川吉宗、麻田剛立ら、我が国の天文学や暦の進展を語るうえで欠かせない人物を紹介しながら、1300年の流れ(大袈裟!)を説明したつもりだ。
聴講に参加された15名のみなさんは、いずれも目上の方ばかり。月に一度集まって歴史や風土の勉強会をされているそうである。「還暦を過ぎてから歴史に興味を持ち参加している」と語る方もおられた。
いずれの参加者も、拙い私の話に熱心に耳を傾けて下さり、頭の下がる思いがした。その中で92才の女性が車椅子に乗って参加されていた。年齢をお聞きして意外に感じるほど、かくしゃくとされている。背をすっと伸ばされ、1時間45分の講演の間、一瞬も姿勢を崩されなかった。さらに質問のときに注がれる鋭い視線に圧倒された。
そのほかの参加者からも数多くの質問が出て、とても中身の濃い時間が過ごせた。
好奇心や知識欲、向学の心をいくつになっても持ち続けるって本当に素晴らしい。私も、この日にお会いできた先輩方のように生きていきたいと思う。

それにしても自分は幸せ者なあと思う。執筆活動をしているがゆえに、今回のような素敵な機会に恵まれるのだから・・・。この気持ちをずっと持ち続けられればいいのだが、つい忘れたり揺らいだりする。六十を過ぎて、まだまだである。

なお、今回の勉強会を企画されたのは、公益財団法人モラロジー研究会社会教育講師の柴田美智子さんである。柴田さんは、昨年暮れに「首と腰の狭窄症手術体験記」を自らの体験をもとに上梓されるなど、著作活動もされている。


今年の年賀状ギャラリー2

実は年賀状ではないけれども
毎年正月に、葉書に刷った錦絵を頂いている。
今年は江戸後期の浮世絵師・渓斎英泉の美人画を頂いた。
着物の柄の鮮やかな色合いがとても素敵だと思う。いつまでも見ていたくなる。
スターウォーズのキャラみたいな狸も可愛い。
調べたところ「当世好物八契」という題の絵だった。
英泉は多才な人物で、絵のみならず戯作の作品も残した。
絵では「春画」をたくさん描いていることで知られている。
葛飾北斎に私淑していたらしく、時代的には鍬形蕙斎にも重なる。
大袈裟かもしれないが、知の拡がるものに出会えた時って幸せだ。
今年もいい正月だった。