『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』の広告が新聞に掲載されました。

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9月18日付の岡山県版の朝日新聞の2ページに、『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』の広告が掲載されていました。うれしいですねえ。
主人公の戸辻八右衛門(通称「とっぱあ」)は、決してトップにはなれない「永遠の二番手」なんでございますよ。広告は三番手ですが・・・。


横浜ランドマークタワー 上三分の一は霧の中

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横浜ランドマークタワー

地元の方は、この風景をときどき見るそうです。最も見栄えのする姿だ、と。
お酒を呑んだ帰り道、雨の中ではあったけれど、運良く見ることができました。

サーチライトのようにも角のようにも見える上の部分にも、ちゃんと建物が続いているのです。
幻想的な雰囲気を感じました。P1020370

こんな光景も楽しめました。

 


平茂寬著新刊本のご案内『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』3

『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』は、こんな本です。img116img117

 

 

 

 

 

 

 

表紙の絵は、挿絵画家の安里 英晴さんの作品です。
とっぱあ与力を、なかなかイイ男に描いて下さいました。作者には、ちょっと負ける・・・?

また、編集に当たっては、文芸工房シェルパのご尽力をいただきました。
9月15日に発売となります。お読み頂ければ幸いです。
なお、第2巻を11月に発刊の予定となっております。


平茂寬著新刊本のご案内『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』2

年番方与力とは

『とっぱあ与力』の主人公、戸辻八右衛門が務めている年番方与力について簡単に説明しましょう。
町奉行所内には、町奉行を筆頭に、与力と同心がいます。与力の中の最高の位置にある職(つまり町奉行所のナンバー2の立場)が年番方与力で、ふつうは最古参で有能な者がなりました。
なにしろ、町奉行所全体の監督はもとより、没収した金銭の保管、出納、さらには同心の任免なども職務としており、経験が浅かったり実務能力に乏しい者では務まらなかったのです。なお年番方与力の人数は、南北町奉行所それぞれに三人づつ(二人だった時代もありました)。

町奉行は、極端な場合、一か月で交代するときもありましたが、与力は隠居するまで町奉行所に勤めます。従って、与力は、町奉行所の内部について詳しいのですが、年番方与力は、その中でも生き字引的存在でした。そのため、新任の町奉行は、年番方与力に頼らねばなりませんでした。

町奉行は、家禄二、三千石以上の者が就くのに対し、年番方与力は、せいぜい二百三十石程度ですから、町奉行は、ずいぶんと格下の者に教えを請わねばならなかったことになります。町奉行の性格にもよりますが、赴任してからしばらくは、年番方与力が、かなり煙ったい存在だったと思います。

現代の職場の人間関係にも似ている気がします。古参のナンバー2がいる職場に、新たなトップがやってくる。トップは最初から威張れません。ナンバー2から、いろいろと教えを請うたり、アドバイスを得たりする必要があります。たぶん、トップは気を遣うでしょう。
実はナンバー2の古参も、トップに対しては気を遣っているのです。二人の人間関係はなかなか微妙です。職場の部下たちは、二人の様子を見極め、己の行動や言動を変えていこうとします。2人の関係が、職場の雰囲気や志気を決めると言っても過言ではないでしょう。

では、そんなとき、ナンバー2(年番方与力)は、どう動くべきなのか・・・。そんな問い掛けも、小説『とっぱあ与力 年番方筆頭事件帖 (1) 』の中には盛り込んであります。