この木、なんの木?

この木はなんの木でしょう?

この木なんの木葉の形を見たら、分かるでしょうか?
これはぶどうの木なんです。植えてから34年目とのこと。
品種名は『瀬戸ジャイアンツ』。全国的には「桃太郎ぶどう」の名で知られているぶどうの品種です。『瀬戸ジャイアンツ』は岡山県内の農家育種家が作出した品種ですが、この木は、植え付けが始まった初年に植えられたとのこと。『瀬戸ジャイアンツ』が人気のぶどうとして地位を高めていく過程を、栽培主の岡山市東区上松さんとともに見守ってきました。
『瀬戸ジャイアンツ』をはじめとする緑色の実を着けるぶどうの品種には、このように大木化する傾向が強いとか。
それにしても、これだけの木はなかなか見ることはできません。

ミミズ

 

上松さんは7年前から、化学肥料や農薬を使わない栽培へと移行しました。「ぶどう畑の土はシマミミズの糞でできている」と豪語されるのが不思議でないほど、土粒は軽い小さな塊を形成していて、水はけ、水持ち、地力の三拍子揃った立派な土です。ミミズももちろん見えます。広い

遙か先が小さく見える、このぶどうの温室は経営の一部に過ぎません。上松さんは、広い面積を80代でありながら、しっかり栽培し、優れた品質のぶどうを毎年生産されています。

趣味は軟式庭球。真夏でも、お昼には毎日欠かさず2時間はコートに立ちます。腕前は全国クラスとのこと。
素晴らしいパワーにぜひともあやかりたいと思いました。


おかやまの民話の語り部 立石憲利先生

立石憲利先生は、岡山民族学会名誉理事長、日本民話の会運営委員、岡山県語りのネットワーク会長を勤められており、ラジオで番組を持ち、民話を披露されるなど、岡山県ではとても著名な民話の伝承家です。

17才のときから50年以上に亘り、古老を訪ね歩いて7,000話もの民話を集録されました。さらに集めた民話の語り部となり30年間活動されています。

この日は、民話を通して親と子の関係を深める重要性について語られました。「桃太郎」についても言及され、「もともと岡山県にあった話ではなく、昭和8年に、今で言うところの地域興しの手段としてできた」と説明されました。
岡山県備中地方に伝わる桃太郎は、犬、猿、雉の代わりに、ドングリの実、蜂、牛の糞、腐りかけの紐、壊れた臼がお供に従いていきます。最後の鬼退治シーンは猿蟹合戦に酷似していました。異なる民話が混じったり離れたりする例はよくあるそうです。
話が面白かったので、「おかやま伝説紀行」吉備人出版を購入しました。hutari

写真は講演後のツーショット。


明治大学博物館その2

写真のないのが残念ですが、明治大学博物館は、超一流企業の本社ビルを思わせる建物の地下にあります。
展示物の続きです。高札場

これは高札場を描いた図です。高札と言えば、お告げを記した足つきの板を地面に突き刺し立てているイメージが強いのですが、実はこの絵の真ん中上部のように、屋根付きの掲示場にまとめて立てたようです(日本橋の例)。まさに「場」というわけです。

鞭

江戸時代の刑罰の中に、「敲(たた)き」というものがあり、写真の棒(板状の竹を二枚貼り合わせた上に細い縄をぎりぎりと巻き付けたもの)で敲きます。敲きと聞けば、鞭で打擲するように思えるのですが、実際はこのようなものを使いました。打役の者は、骨、頭、顔、腕を避けて打つように注意しなければなりませんでした(「江戸奉行所の謎」中経文書より)。

怪我をさせてはいけないとの配慮がその理由でしょう。博物館のボランティアガイドの方の説明は、「背中は神経があるので、敲いて具合が悪くなってはいけない。そこで尻を叩いた」でした。

ご用提灯

ご存じ御用提灯です。文字の位置に注意してください。右側に縦の黒い棒が下がっていますが、ここが手に持つところ。つまり、提灯の正面には奉行所の名前が来ます。
テレビなどの捕縛のシーンに出るように、「御用」の文字が正面にあるのは誤りです。
ではなぜ、奉行所の文字が小さくて細いのか? それは字を太く大きくすると、正面を射す光が暗くなるからです。この点からも、大きく太い字で「御用」と正面にあるのはおかしいことになります。

非常に興味深い展示物が他にもありましたが、拷問道具や磔、獄門関係は割愛しました。


明治大学博物館その1

御茶ノ水駅の近くにある明治大学博物館を訪れました。
案内してくれたのは小説講座同門の高田さん。
他の博物館ではあまりない展示物があって、非常に興味深い内容でした。
まずは捕り物道具。

十手

 

ご存じ十手です。
手にする人物の役職によって、房の色や形が異なります。
左は関東取締出役の十手。右は町奉行所与力の十手。

 

突き棒

 

突棒です。T字形のところで後ろから膝かっくんしたり、足をさらって倒したりして相手を捕まえます。
交差して左側に見えているのは袖搦。文字通り相手の着物に引っかけて自由を奪います。
どちらもかなり長い。そして高田さんによれば、かなり重たいのだそうです。

袖がらみ

 

 

袖搦(そでがらみ)の先端部分。この曲がり鉤で、引っかけます。

 

 

笛

 

 

呼び笛。なかなかのデザインで、アクセサリーにもなりそう。

 

 


亀戸天神

週末に上京し、小説同門の田中さんにご案内をいただいて、亀戸天神を訪れました。
菅原道真公を祀っており、学問の神様になりますが、この日は七五三の子供が目立ちました。

亀戸天神正面

 

 

正面から。鳥居の間から見える拝殿と手前の橋とのバランスが絶妙でした(写真ではうまく表現できなかった)

 

亀戸天神料理

 

 

鳥居をくぐってから、左手をすすんだところにある日本料理の店『若福』で御膳を注文。ここは梅とろろと卵焼きが売り物だそうです。なかなかのボリューム。エビがでっかかった。

亀戸天神拝殿

 

 

拝殿。この神社は敷地が狭いですが、その分、人の出入りが多く、賑やかで、親しみを感じる神社でした。

 

亀戸天神スカイ

 

 

今回の最大の収穫でした。平茂寬はスカイツリーを一度も見たことがなかったのです。
それが、ふいに見上げた空に聳える姿を見出したのです。
まるで怪獣映画の建物のように感じました。

 


遠州茶会2

受付

 

当日の受付メンバーです。和服姿の大先輩お二人に挟まれて、平茂寛は萎縮気味です。券

 

 

 

 

 

お茶券です。二千円ですが、この一枚で、遠州流の薄茶と煎茶道の点前、さらに点心(うどん)、頼久寺の拝観もできるというお得な内容になっています。

 

 

 

 

 

 

菓子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言わずもがなですが、茶菓子です。
これは煎茶道で出されていたもの。松茸を象ったお菓子です。お茶の楽しみはいろいろありますが、平茂寛の茶の湯は、何と言ってもお菓子です。
毎回、先生がご準備される和菓子は、洗練されたものばかりで、姿形も美しく、味もじゅうぶんに楽しめます。


遠州茶会その1

11月10日に岡山県高梁市の頼久寺で遠州茶会が開催されました。

朝から雨が降り、天候は今ひとつでしたが、沢山の方においでをいただきました。庭

まずは、当日の頼久寺のお庭の様子から。御存知、小堀遠州作庭の枯山水の庭です。右上に霞んでいる山は愛宕山で、こうした背景をも庭の一分に取り込んでの意匠としています。雲の中に霞み浮かぶ山に、幽玄な趣を感じました。

鐘

遠州茶会の始まりは、僧が打つ鐘の音から始まります。まず最初は遠州公顕彰法要から。

室中

頼久寺室中の光景。頼久寺の住職を含む三名の僧によって、ここで遠州公の法要が営まれました。

茶筌

続いては、茶筌供養。茶碗の底に擦りつけるようにして使用する茶筌は摩耗しやすく消耗品です。中央の火にくべて供養します。


岡山市にコウノトリ現れる

岡山市北区足守に出かけたところ、コウノトリを発見し、写真に撮りました。
1週間前から当地に姿を見せ、地元では話題になっていたそうです。本日付の山陽新聞の一面を飾ったとか。
現在5羽がおり、うち3羽はコウノトリで有名な豊岡から飛来したことが分かっています。残りの2羽には足輪が確認できないため、自然繁殖したものではないかとの地元の人のお話でした。
ゆったり、のんびりと稲刈りの終わった水田の縁を歩き、泥の中から泥鰌を探っては食べているようです。人家のすぐそばまで、歩き回っていたので、人にはよく慣れている様子でした。

以前に豊岡を訪問したことがありますが、コウノトリの生息を考えた環境作りがなされていて、住み心地はかなり良さそうに見えました。なのに、どうして飛び出しちゃったんですかね。
全部アップ

 

 


11月10日に頼久寺で遠州茶会があります。

11月10日(日)に、小堀遠州ゆかりの頼久寺で、遠州流茶道のお茶会が開催されます。
遠州流茶道の点前を楽しみながら、在りし日の遠州に思いを馳せてみませんか。
場所は、岡山県高梁市の頼久寺。時間は午前9時~午後3時30分です。
午前9時からは、遠州公の法要と茶筅供養が行われます。
頼久寺の枯山水の庭園も見ていただきたいです。そろそろ葉が色づいてきているので見頃ですよ。

平茂寬も点前の披露? といきたいところですが、まだまだ修行浅き身でして・・・。当日は受付係として頑張りますので、ぜひ会いに来て下さーい。

お問い合わせは、頼久寺0866-22-3516に。
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