第3回朝日時代小説大賞授賞式

昨日、東京築地の朝日新聞本社で、第3回朝日時代小説大賞の授賞式がありました。株式会社朝日新聞出版の宇留間社長さんや選考委員の先生方から、励ましの御言葉や、今後に向けての課題等について貴重な御言葉を多々頂きました。これからの作家活動の糧とし、精進に励みたいと考えております。ありがとうございました。

また、当日の準備や運営につきまして、関係者の皆様に大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。

選考委員の先生方とのショットです。

左から、山本一力先生(「あかね空」で直木賞受賞)、縄田一男先生(文芸評論家)、私。一番右が、山本兼一先生(「利休にたずねよ」で直木賞受賞)です。

 

 


第十五回日本ミステリー文学大賞祝賀会

第十五回日本ミステリー文学大賞の祝賀会は、東京會舘で行われました。盛大なレセプションだったのでびっくり。写真は、左から、昨年度新人賞受賞者の石川渓月さん(受賞作「煙が目にしみる」)望月諒子さん(受賞作「大絵画展」)。一番右は、私の小説の師匠・若桜木虔先生。

石川さんは、NHKの職員で、津山市に4年間在住されていました。蒜山高原や湯原温泉の話など、岡山の話を懐かしそうに語ってくれましたよ。


狩野如水の屏風絵を見た(津山にある古美術旅館「お多福」)

地元津山市の旅館「お多福」に、お邪魔をしました。創業以来、80年を越える、この旅館には、郷土の絵師や文人が遺した、多数の絵画、書画、遺墨などが展示保管されています。いずれも、御主人の竹内佑宜(ゆうき)さんが、十代の頃から収集してきたものです。

「隈取絵師」には、恵斎のライバル絵師として、狩野如慶(かのうじょけい)が登場します。写真は、如慶の父である如水(にょすい)が描いた屏風絵です。もちろん実物。

アップすると、ちゃんと「如水」の文字が読み取れますね。

横に立っておられるのが竹内さん。社団法人津山市観光協会の会長を務める傍ら、郷土の歴史や人物についての多数の著作をされています。

ちなみに、「隈取絵師」でも、竹内さんの著書「康哉写楽(やすちかしゃらく)」を参考文献とさせて頂きました。

この日は、「隈取絵師」の登場人物に関連した貴重な収蔵品を見せて頂き、大感激! 詳しい内容は、また後日の機会に紹介します。


平家じゃあ、ないんですけど

先日、とある歴史講演会の機会に、「隈取絵師」を買って貰ったらどうか、とのお誘いを頂きました。講演会には、ご高齢の方が中心に百名近く集まられたでしょうか。

しかし、知名度の低い悲しさ。「隈取絵師」も平茂寛も知っている人は、いませんでした。

机の上に置いた「隈取絵師」を手に取った方から、「たいらのしげひろというのが、今日のお話の人ですかな」などと、ペンネームを、平家の一族と読まれてしまう始末。

それもそのはず、この日の講演会は、美作の中世山城連絡協議会が主催した「もう一つの平家物語」と題したものでした。講師は、歴史研究家の能勢初枝さん。

「壇ノ浦で入水したとされる安徳天皇が、実は逃げのびていた」とする驚愕の事実を、民家の屋根裏で発見された遺書をもとに、平家物語と照らし合わせながら、読み解く内容でした。

とても説得力があり、興味深いお話でしたよ。

なお、能勢さんは、講演の内容を「ある遺書ー北摂能勢の安徳天皇伝承」という本にまとめられています。

 


芥川賞、直木賞より上に

私の地元、津山市の津山ブックセンター本店を訪問しました。

色紙を手にしているのは、川嶋店長さん。にこやかな笑顔で対応して下さいました。

後方の陳列棚に注目。なんと、「隈取絵師」を、芥川賞、直木賞受賞作よりも上の段に並べています!

  ありがとうございます。


平茂寛のサイン

本を出版すると、サインを頼まれる機会があるらしい。「こりゃあ、なんとかせんといけん」と、ネットで探したところ、デザインを請け負ってくれる会社がありました。 

名前や職業、希望するスタイル(フォーマルとかユニークとか、いろいろあります)を送ると、縦書き・横書き、ひらがな・漢字など、バージョン毎に、案がいくつか送られてきます。中から、気に入ったものを選び、さらに細かな注文を、デザイナーと遣り取りしながら仕上げる仕組みです。

デザインが決定すると、そのデザインそのものの書き順や、書き方のコツを説明した練習帳を送ってくれました。

その結果が、写真のとおり。いかがですか? 本人は、気に入ってるんですけど。

この土日は、書店に赴き、サインします。もちろん初体験。指先が震えるかも。