親子の会話

高校生の息子:お父さん。そのガラスの小瓶、いったい何だよ。お母さんに香水でもプレゼントするの?

父親:いいや、これは、お父さんが使うのさ。ちょっと匂ってみろや。

息子:あれえ、ぜんぜん匂わない。これって本当に香水?

父親:ふふふ、これはな。フェロモン香水っていうもんさ。アメリカのえっらい先生が発見したって話だ。いろいろと実験を積み重ねてな、効果も確認ずみのシロモノだ。

息子:フェロモンって、昆虫の雌かなんかが、雄を引き付けるもんだろ。これで、雄のゴキブリでも引き寄せるつもりかよう。

父親:馬鹿言うな。これは、人間のフェロモンさ。驚くなよ。女性を引き付ける匂いなのだあ!

息子:ええっ! じゃあ、これって、要するにモテ薬じゃないかよ。こんなもん、嘘にきまってるだろ。

父親:いいや。そう簡単に決めつけては駄目だぞ。まだまだ、この世には分からぬことが山ほどある。お父さんは、理科系の人間だ。不可解なものがあれば、取り寄せて、実際に自分で確かめてみなけりゃ、気が済まないタチなのさ。

息子:じゃあ、これから毎日、コレを身体に振りかけて、出かけるつもりかよ。

父親:う、うん。そりゃあ、そうさ

息子:実験が聞いて呆れるぜ。ただ女にモテたいだけのくせに。どうせ、エロ本に載っていた広告でも見て、欲しくなったんだろう。あーあ、これが自分の親かと思うと恥ずかしいよ。

父親は、息子の厳しい指摘に沈黙。

息子:ところでねえ。

父親:なんだ?

息子:その香水、あとで僕にも貸してくれる?

・・・・以上、若干の脚色はありますが、我が家の実話です。


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