自分の目線について考える機会を得た(山田尚公叩き彫展)


本日、山田尚公さんの叩き彫展に行った。
そこで二~三点、目線の位置と思考について感ずるところがあったので紹介したい。まずは一つ目。

この写真の目の位置からは、仏像よりも、ただの木彫りの人形として見ている(もちろん仏像でないものも混じっているが)。

工場生産のこけしが並んでいるようなもので、像一つ一つの個性よりも、「果たして、この木彫りの作品が、値段と釣り合うか?」との計算を、一生懸命頭の中でしていた。

そこで、目線を下げてみた。仏像の目と同じ高さぐらいに……。

 

すると、どうだろう。仏像の個性が見えた。
一つ一つの像が別の意味を持ってくるので、価格というモノサシが意味をなさなくなった。
どれが一番いい顔してるかな? って、素直な気持ちにもなれた。

 

これって、人間同士でも同じ? 目線の高さを合わせてはじめて、見えるものがある。しかも、個々の存在に関わる重要なところが見えてくる……のでは。

平茂寛なりの、今日の有り難い学びでした。作者かつ展示会主宰の山田さんに感謝。


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