湯島のおよし

三田村鳶魚の鳶魚江戸文庫9「江戸っ子」から、一つ話題を。

江戸は、女の数が少なくて、「独身者が多いため」に、ずいぶんと女性が威張っていたようです。中には、風体も言葉遣いも、さらには心意気までも男勝りの女がいました。

例として、文化文政の時代に生きた「湯島のおよし」という女性が紹介されています。

この「およし」。たいそう色白の美人だったとか。その美人が、喧嘩があると聞くと、颯爽と出掛けて行き、なんなく収めてしまう。しかも、驚くべき方法で。

なんと、着ている着物を、すぱっと脱ぎ捨て、真っ裸になって、抜き身を振り回している者の側に飛び込んで行くのです。

大暴れしていた者が、呆気にとられているうちに、手首を押さえ、刀を取り上げてしまうのだとか。当時は、大評判の女性だったようです。

うーん。江戸時代って、ホントに面白いですね。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です