津山市佐良山で講演会

昨日(1月20日)。津山市佐良山で、江戸時代を中心とした天文学や暦の話をさせていただいた。安倍晴明、渋川春海、徳川吉宗、麻田剛立ら、我が国の天文学や暦の進展を語るうえで欠かせない人物を紹介しながら、1300年の流れ(大袈裟!)を説明したつもりだ。
聴講に参加された15名のみなさんは、いずれも目上の方ばかり。月に一度集まって歴史や風土の勉強会をされているそうである。「還暦を過ぎてから歴史に興味を持ち参加している」と語る方もおられた。
いずれの参加者も、拙い私の話に熱心に耳を傾けて下さり、頭の下がる思いがした。その中で92才の女性が車椅子に乗って参加されていた。年齢をお聞きして意外に感じるほど、かくしゃくとされている。背をすっと伸ばされ、1時間45分の講演の間、一瞬も姿勢を崩されなかった。さらに質問のときに注がれる鋭い視線に圧倒された。
そのほかの参加者からも数多くの質問が出て、とても中身の濃い時間が過ごせた。
好奇心や知識欲、向学の心をいくつになっても持ち続けるって本当に素晴らしい。私も、この日にお会いできた先輩方のように生きていきたいと思う。

それにしても自分は幸せ者なあと思う。執筆活動をしているがゆえに、今回のような素敵な機会に恵まれるのだから・・・。この気持ちをずっと持ち続けられればいいのだが、つい忘れたり揺らいだりする。六十を過ぎて、まだまだである。

なお、今回の勉強会を企画されたのは、公益財団法人モラロジー研究会社会教育講師の柴田美智子さんである。柴田さんは、昨年暮れに「首と腰の狭窄症手術体験記」を自らの体験をもとに上梓されるなど、著作活動もされている。


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