津山城備中櫓

小説「隈取絵師」では、第五章で登場します。

津山の城趾の中で、唯一の再建された建造物です(平成17年)。

写真は、冠木門の手前から見上げたところです。本丸から南に迫り出した場所に立っています。津山城では残念ながら、天守閣の復元はできていませんが、天守閣のあった当時ですら、城下から見上げれば、この備中櫓のほうが目立ったと言うことです。

 櫓の平時の機能は、一般的には武器・食糧庫ですから、いよいよ出番の乏しい脇役のような位置づけですが、そんな超脇役が主役を食っていたわけです。

 それもそのはず、この備中櫓は、少なくとも松平家の治世の時代においては、武器や食糧の倉庫ではなく、御殿の一部とされ、藩主の一族の住居に使われていました。

 


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