江戸幕府の馬に関する役人「馬爪髪役」

「馬爪髪役(うまつめかみやく)」も御目見以下の役である。

「召馬預」の支配で、読んで字のごとく、将軍の召し馬のたてがみを切り揃えたり、蹄の手入れをする。御抱席(一代限り)の御家人の役で、二十俵三人扶持の俸禄だった。

なお、御抱席の意味をカッコ書きで「一代限り」と書いているが、実質は親が引退すると、子供か近親者が新規御抱となるので、事実上は世襲だった。

直接、馬に接して手入れをする役目であるし、将軍の馬を扱うのだから、じゅうぶんに馬の扱いに慣れ、技能にもかなりの習熟が求められたであろう。


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