江戸幕府の馬に関する役人「野馬投役」

「野馬投役」は御抱席で五十俵三人扶持の役だった。定員は二人。

「野馬方」とセットで仕事をする。
「野馬方」が、埒内に追い込んだ野馬を倒して脚を縛り、焼き印をする役だった。

必死で埒内を逃げ回り、捕まれば大暴れする野馬の脚を縛るというのだから、かなり技能に慣れた者でなければ、無理であったろう。

余談になるが、平茂寛は、3メートル四方の枠の中を逃げ回る子牛(と言っても体重は200kg以上)をロープを持って一人で捕まえようとしたことがある。
結局、慣れていなかったため、まったく駄目だった。
ことほどさように、作業の方法をよく熟知し、手順にも慣れた者でなければ、牛よりももっと活発に動く馬を相手にするのは、無理だと思える。

 


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