江戸幕府の馬に関する役人「野馬奉行」

「馬預」支配の役。世襲で、綿貫村に住み、綿貫鍋三郎と代々称する。古くは代官をつとめた家で千石余高の郷士だったが、後に野馬方となる。
譜代席で三十俵高である。

毎年8月から10月迄の間に吉日を選んで行われる「馬追い」で、幕府の牧である小金牧(千葉県松戸市)佐倉牧(千葉県佐倉市)に放牧中の野馬(一、二歳位の馬)を追い出し、木戸のうちに入れ、捕らえて焼印を捺して、江戸城の「馬預」に送る。

「野馬方」、「野馬役方」、「野馬改方」、「野馬方書役」を支配する。

なお、小金と佐倉の両牧だけで、6000頭から7000頭の馬が放し飼いされていたというから驚く(享保年間の数字)。


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