殺生石って知ってますか8

妖狐が逃げ去ってから十七年後のことです。下野国は那須の領主から、那須野原に、青い幣が落ちていると報告がありました。当時、那須では、何者かによって、婦女子や旅人が誘拐されては食い殺される事件が頻発していました。

「これはもう、古狐めの仕業に違いない」鳥羽上皇は、妖狐退治のため、三浦介義明と上総介広常という二人の武将に八万の軍勢を与え、那須に送り込みました。

数を勢いに、とうとう金毛九尾の狐を追い詰めました。最後は、三浦介義明の放った矢が眉間を貫き、ようやく狐を射止めたのです。

ところが、大妖怪の悪念は、そんなものでは消えません。死するや石と化し、今度は、毒ガスを噴き出し始めました。近くを通る鳥獣がその気にあたって死ぬことが多く、ついには、殺生石と呼ばれるようになったのです。

話はまだ続きます。

inuyashya.web.fc2.com – 殺生石は下野国那須野 (しもつけのくになすの) にあり。


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