殺生石って知ってますか10

さて、玄翁和尚の力で、殺生石は3つに砕けて散り、3カ所の、いずれも高田という地名の場所に飛来したと説明しましたね。このうちの美作国高田(岡山県真庭市勝山)に飛来した石についてお話ししましょう。

高田に飛来してからも、殺生石は毒ガスを噴き出し、人畜に災厄をもたらしました。しぶといですねえ。

当時、高田の地を治めていたのは、金毛九尾の狐にとどめを刺した三浦介義明の六代目の子孫・三浦貞宗でした。貞宗は、ちょうど伯耆国退休寺にいた玄翁和尚を高田の地に招き、再度、殺生石を調伏して貰うことにしました。

玄翁和尚は、法力によって殺生石を一丈六尺の地中に埋め、その上に廟を築いて殺生石大明神を祀りました。死しても毒を撒き散らし続けた妖狐も、ついに力を完全に封じられたのでした。

これでいよいよ話は終わりですが、ここで是非、皆さんに知っていただきたいことがあります。

JR姫新線の中国勝山駅を下りて、駅を背に、そのまま三百メートルほど緩い坂を上ると、「化生寺(かせいじ)」という名の寺があり、今も、ここにちゃんと殺生石が祀ってあるのです。寺の名前からして、そのものズバリです。寺に並んで玉雲宮という「玉藻前」を思わせる神社まであります。

アジアを股に掛けて大暴れした極悪大妖怪を身近に感じる、という表現もおかしいですが、金毛九尾の狐の話は、本当にあったのではないか・・・。寺の境内に佇み、殺生石を見ていると、ついそんな気になります。

video.the-search.jp – 化生寺の殺生石(九尾の狐) 噂の杜より引用。奥の石の柱に囲まれた中央に殺生石があります。ただし、本物は地中深く埋めてあるのだから、これはレプリカ! 丁寧にも、包み隠さずの説明(下の写真)まであれば、本当かも? と、よけいに思いたくなります。

化生寺・殺生石

http://b-spot.seesaa.net/article/107336351.html から引用しました。

 


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