最近購入した本「江戸時代犯罪刑罰事例集」柏書房

img123この本は1982年に刊行されました。
江戸時代の法医学書『無冤録述』が掲載されているので、ネットオークションで購入しました。『無冤録述』は検死マニュアルのような内容のもので、江戸時代に、町奉行所の役人が死人の検視(江戸時代はこの字が正しい)をする際、参考にしました。

『無冤録述』を小説に取り上げた例としては、川田弥一郎先生の「江戸の検屍官」シリーズがありますが、非常に魅力ある題材でもあるので、平茂寬なりの切り口で、新たな物語を創作してみたいと考えています。img124

実際に購入してみると、『江戸時代犯罪刑罰事例集』は、『無冤録述』にとどまらず、捕縛の極意や拷問、吟味など興味深い資料が多く掲載されています。しかも二部構成の第二部を執筆しているのが元大審院判事の尾佐竹猛先生です。この先生は、拙著『悪采師』の発想の源となった『賭博と掏摸の研究』の著者でもあるのです。


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