最近読んで面白かった本。浪人若さま新見左近。佐々木祐一著。

佐々木祐一さん書き下ろしの長編時代小説です。

後の六代将軍家宣の若き時代を描いています。いつも面会謝絶の病を装う。抜け穴を使い、屋敷から抜けだし、浪人として自由気ままに暮らす正義の人・・・という設定。

冒頭、亡くした許嫁を祀った仏壇に語り掛けるところから始まります。
正直言って、度肝を抜かれました。

思いついたら、すぐに行動に移る。
一つのことを頼まれると、心配で心配で堪らない。
優しくて、強引なほどお節介。
好きな女に愛されていることは知っているが、素直に受け入れない。
女の涙に弱い。
もちろん、剣は強い。

などなど、時代小説のヒーローに必要な要素が欠かさず描かれていて、すっきりとした読後感でした。

 


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