平家じゃあ、ないんですけど

先日、とある歴史講演会の機会に、「隈取絵師」を買って貰ったらどうか、とのお誘いを頂きました。講演会には、ご高齢の方が中心に百名近く集まられたでしょうか。

しかし、知名度の低い悲しさ。「隈取絵師」も平茂寛も知っている人は、いませんでした。

机の上に置いた「隈取絵師」を手に取った方から、「たいらのしげひろというのが、今日のお話の人ですかな」などと、ペンネームを、平家の一族と読まれてしまう始末。

それもそのはず、この日の講演会は、美作の中世山城連絡協議会が主催した「もう一つの平家物語」と題したものでした。講師は、歴史研究家の能勢初枝さん。

「壇ノ浦で入水したとされる安徳天皇が、実は逃げのびていた」とする驚愕の事実を、民家の屋根裏で発見された遺書をもとに、平家物語と照らし合わせながら、読み解く内容でした。

とても説得力があり、興味深いお話でしたよ。

なお、能勢さんは、講演の内容を「ある遺書ー北摂能勢の安徳天皇伝承」という本にまとめられています。

 


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