小刀ができあがりました2

今回は、工程とできあがりの関係を説明します。作業の順番が若干、前後しますけれどお許しを。

写真の作業は、焼き入れに先立ち、小刀に反りをつけているところです。

焼き入れをすると、刀に反りがでます。今回の小刀は直刀(ちょくとう。反りのないまっすぐの刀)に仕上げるので、焼き入れする前に、予め、逆向きの反りをつけておくのです。

鎬という、刀身の膨らんだ部分を叩くと、曲げたい方向に反ります。ここでの反りの与え方の程度次第では、できあがりの刀が反ってしまいます。

さあ、焼きを入れたら、どうなったか

 

 

ほんの僅かですが、反ってしまいました。目盛りでは、たいした反りではないですが、かえって肉眼のほうが、反りをはっきりと感じます。

焼き入れをする時に、教えてもらった呼吸をつい忘れてしまったのが、いけなかったのか。悔いが残ります。

 

焼き入れ前に、こんな作業もしました。小さな鏨で、小刀に自分の銘を切ります。手元が見えないし、力加減が難しい。

3人の参加者のうち、ドイツ人のトーマスさんの銘(漢字で「斗升:一斗ぐらい多酒を飲む?)が一番、きれいだったなあ。

 


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