地元の絵画展で気になった絵について 2

5月の下旬に岡山市内で開催された「全日本アートサロン絵画大賞 おかやま入選作作品展2014」の中から、気になった作品を紹介します。

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この絵の中で最初に着目したのは、画面中央手前のウルトラ怪獣レッドキングの後姿です。おっ、懐かしいなあ。ウルトラマン世代だからしょうがありませんね。続いて、主役の子供の右足の指がとても大きいことに気づきました。大きな子に育ちそう。
それにしても、まだ字をちゃんと読めないらしい。だって、本を横から読んでいるもの。背後の壁のイルカは、本当に壁がこうなっていたのではなく、子供の心の中の風景を描いているから・・・。情けなくも、平茂寬の絵の感想はここまで、でした。

ああ・・・・それからしばらくして、レッドキングと、亀と熊のぬいぐるみが一つの方角に顔を向けている状況に、やっと気づいたのです。そこまで理解して、ようやく、この絵の主題が分かりました。この子供は、レッドキングたちに本を読み聞かせているのですね。
そこで、ようやく、この絵の中にある、優しさや微笑ましさ、そして、そこはかとない悲しみが伝わってきました。
ぱっと見て、それぐらいは分かるだろうって? いやいや、恥ずかしながら、分かりませんでした。


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