作家の本棚8「素晴らしい茶の湯の入門書に出会えた」

img027平茂寬が『暴れ茶人無頼剣』を執筆するにあたり、主人公の小堀梅之助が身を置く、遠州流茶道の勉強をする必要がありました。そこで岡山県高梁市の頼久寺で行われている同流の稽古に通うようになったのですが、初日に教授の宮原先生から頂いたのがこの本。

現お家元の小堀宗実が執筆した『茶の湯の宇宙』(朝日出版)は、平易かつ簡潔な文章で、茶の湯にまつわる知識や考え方を、実に分かりやすく伝えています。お家元は文章力においても卓越したものをお持ちのようです。
読み終えたときに、茶の湯の全てが腑に落ちたような心地よい錯覚に酔いました。また、遠州流茶道への親しみも心に残りました。

 

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小説執筆の際には三度読みました。原稿用紙200枚あまりのボリュームの新書には、今も付箋がびっしりと付けてあります。それだけ参考になるところが多かったです。

紹介してるうちに、またまた読みたくなりました。読めば、新しい発見がまたあるでしょう。
名古屋の茶会で、お家元の姿を拝見しましたが、写真そのまま(当たり前!)。ざっくばらんで気さくな方でした。


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