作家の本棚14「書くことについて」

img074平茂寬は、スティーヴン・キングの小説が好きです。今回紹介するキング著の『書くことについて』小学館文庫は、三谷幸喜さんが朝日新聞に連載しているコラムで取り上げていたので、すぐに購入しました。小説ではなく、小説の書き方について述べたものです。

前半は、キングの半生について書かれていて、これがかなり面白い。特に、世に出るまでにかなりの数のボツ原稿を積み重ねていた話には驚きました。あんな凄い作家にも、やはりあったんですね・・・。ここを読めば、物書きなら誰でも、「俺だって!」と思いたくなります。
中盤以降は、小説執筆の心構えと手法が書かれています。
小説家は絶対にたくさん読んで、たくさん書かなければ駄目だ、とキングは言います。状況設定さえできたら、とにかく書き出す。頭の中に浮かんだことを休まずに書いていく、と。読むほうは、まさに手当たり次第で、出来の悪い小説を読んだときのほうが得ることが多いとも。
いやはや、読めばやる気が湧いてくるし、なるほどと思わせる記述が多い。やはりスティーヴン・キングは凄い!


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