作家の本棚12「これは面白い警察庁史」その2

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引き続き『警視庁史 明治編』の紹介をします。

写真は、口絵の一つで、警視庁の庁舎です(ただし、建て替えた第二庁舎)。警視庁は津山藩の鍛冶橋屋敷跡に建てられました。ちょうど今の東京駅のある辺りです。

 

東京の警察博物館には、最初に建てた当時の警視庁舎のパノラマ模型があります。赤門や火の見櫓など、津山藩邸であったときの状況が色濃く見えます。

この本の中で書かれている逸話の数々は興味深いものばかりですが、そのうちの話を一つ最後に・・・。
昭和17年までは防疫が警視庁の重要な仕事の一つでした。現在の保健所の役割も与えられていたわけです。伝染病が蔓延すると、その防圧に警察官が昼夜の別なく必死に活動しなければなりませんでした。特にコレラの流行のときは酷く、活動中に感染して殉職した警察官も少なくありませんでした。
中でも、コレラで死んだ患者の後始末(火葬場に運ぶ)は、感染の危険が高く、恐ろしい仕事であったと思うのですが、患者の後始末に呼び出されるのを心待ちにしていた警察官が多かったとか。役についた人は、ブランデーが飲み放題だったので、楽しみにしていたのです。


作家の本棚12「これは面白い警察庁史」その2” への3件のコメント

  1. 平茂様
     はじめまして。若桜木先生の門下生の高橋忍と申します。
     お話させて頂いたことはありませんが、新年会で、一方的にお姿は拝見しております。平茂様の受賞作も、読ませて頂いております。
     本日は、お礼を申し上げたくて、コメントをさせて頂きました。
     平茂様のブログで紹介されていた『日本の装束』を購入したところ、大変に役立っております。ありがとうございました。
     私は日本史に疎いので、平茂様のブログは、とても勉強になります。
     是非、これからも、色々な情報を発信して頂ければと、願っております。
     
     では、平茂様のますますのご健勝を心よりお祈りいたします。

     
     

  2. 高橋さま

     コメントありがとうございます。少しでもお役に立てて、嬉しいです。私も、元来、歴史が不得手がゆえ、勉強の毎日でして。今後も、自らの学びをブログでお知らせしていけたらと思っております。
     新年会にはお出でになるのですか? もしご出席されるのであれば、会場にて一声おかけ下さい。そうして頂くと大変嬉しく存じます。

    • 平茂様
       お返事をありがとうございました。
       新年会には出席したしますので、よろしくお願いいたします。
       お会いできるのを楽しみにしております。

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