きもの屋さん「ちんがらや」を訪問3

友禅の振り袖が飾ってありました。
目の覚めるような赤系の地の上に、しだれ桜と貝桶の模様。

貝桶とは、貝合わせの貝殻を入れるふた付きの桶を言います。蒔絵(まきえ)を施し、江戸時代には嫁入り道具の一つとされました。
それぞれの貝桶には、四季の花が描かれています。

 

 

これは菖蒲。生地の細かな模様にも注目。紗綾形という卍崩しの模様です。

 

 

 

 

 

こちらは、春と秋の花。金色が豪華ですね。

 

 

 

振り袖は独身女性の「ハレ」着。だから、礼服として、晴れの成人式に着るのです。
日本人ならば、こうした「ハレ=儀礼、祭」と「ケ=普段の生活」の使い分けを、昔のようにはっきりさせたい、というのが御主人の強い願いです。
ところが、今年も、成人式に花魁スタイルで出た女性がいた(津山市でも毎年一人はいるらしい)と、御主人は嘆いておられました。


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